「黄金町バザール2014」特別企画 演劇パビリオン 2014.8.1[fri] - 11.3[mon]

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演劇センターF

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10.07 岸井大輔新作『戯曲桜木氷取祭礼』発刊記念!読んで稽古をしてみる、あるいはそれらを見る

[ 2014.10.7 更新 ]

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Q1:実施までの経緯と背景
岸井さんの戯曲が完成し、上演してみようとなった。しかし、この戯曲には巧みに上演への不可能性がまとわりつき、しかしそのことで「現在(いま)」へのリアルを投げかけている構造があるように感じた。でも、まずは稽古してみようということになった。ぼくも、演出とまではいかなくとも稽古を進行する役を買って出た。2回目の稽古は、ドラマトゥルクとして参加していた森さんを進行役に実施。彼女の綿密な下調べが稽古参加者に安心を与え、自由な議論が行なわれた。

Q2:実施中やその後に起きた印象深い出来事
戯曲の解釈をやりながら、その場にいるひとたちのコミュニケーションの線を意図的に編んでいき、戯曲に集ったひとつの創作集団であるとして意識付けられたらと思って進行した。
1:戯曲を読んで「わからない!」「気になる!」点があれば全てチェックしてください。
2:それらをみんなで調べたり話し合ったり、想像したりしてください。
岸井さんは答えを提供することを封じられている。彼はその間、桜から汁を抽出していた。最後に、それをお茶にしてみんなで飲みながら、岸井さんの話を聞いたり聞かなかったりした。結果、日を改めて稽古を続けようとの意見が発生して次回へと繋がる。
2回目は、公募によって参加したドラマトゥルク森さんからの提案で、キャスティングをし登場人物として戯曲を読んでみようとの提示。1回目は全体の構造を捉える「鳥の目」での稽古だったのに対して2回目は「虫の目」で挑むものとなり、とても効果的な仕掛けだと思った。読後、参加者は登場人物として物語を、あるいは相手役をどう捉えているのかプレゼンし合い、ロールプレイング要素もあって楽しい議論となった。

以上、市原幹也(演劇センターF芸術監督)

▼イベントの様子


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劇作家岸井大輔が演劇センターFで発表する今年の新作は、新作神楽の戯曲です。10月7日より、演劇センターFで1000円販売されますが、戯曲なので、ちょっとだけ演出家と稽古すると戯曲の楽しさが増します。もちろん、稽古の様子を参加せずに眺めているのも楽しいでしょう。
新作を立ち読みするついでに、遊びにきてください。

ワークショップファシリテーション:市原幹也(演出家/演劇センターFセンター長)
パフォーマンス:岸井大輔(劇作家/PLAYWORKS)

日時:2014年10月07日(火)19:30〜21:30
参加費:1,000円(資料付き)
会場:演劇センターF
〒231-0053 横浜市中区初音町2-43-6 Kogane-X Lab.
※京急線「黄金町駅」または「日ノ出町駅」から徒歩約5分

お問い合わせ:演劇センターF
info@tcf-project.net / 090-2411-8217